研究会の概要

設立の目的

将来の石綿関連疾患の健康リスクを低減させることが、石綿に関連する研究と仕事の目的です。そのためには自らの専門分野と仕事だけでなく、多様な 分野の知識と経験といった総合性、多様性、科学的態度、精度管理等が必要です。石綿研究の経験と交流を目的とする研究会を設立します。

石綿のリスクと医学関連、調査と分析、管理、除去、対策、廃棄、災害、建築、歴史、社会等の各分野の専門家、行政関係者、 NPO等の交流を通じ、総合的石綿対策の理解、石綿の健康リスクの削減、震災時対策、その他の課題等について、年1回の研究会の定期的開催で研究、交流することにより、多様な石綿問題の解決に寄与していくことを目指しています。

発起人

淡路剛久(立教大学名誉教授、環境法)
井内康輝(広島大学名誉教授、病理学)
宇野泰章(名古屋工業大学名誉教授、鉱物学)
酒井伸一(京都大学教授、廃棄物関係)
宮本憲一(大阪市立大学名誉教授、環境政策)
村山武彦(東京工業大学教授、リスク管理論)
森田昌敏(愛媛大学客員教授、化学物質管理)

運営委員

石原一彦(立命館大学、建築学)
貴田晶子(愛媛大学、廃棄物管理)
小坂浩(元兵庫県健康環境科学研究センター、大気汚染防止)
阪本将英(専修大学、環境経済学)
寺園淳(国立環境研究所、災害・廃棄物管理)
藤本伸一(岡山労災病院、呼吸器・臨床腫瘍)
森裕之(立命館大学、公共政策)
山本貴士(国立環境研究所、資源環境)

事務局長

村山武彦(東京工業大学)