第8回研究会

2020年2月1日(土)~2月2日(日)

東京工業大学 大岡山キャンパス
西9号館ディジタル多目的ホール

プログラム (順次情報を更新しています。演題は、仮題ならびに一部予定を含みます。)(2020.1.29現在) 

2月1日(土)
午前の部

1.調査と分析(伴丈修) 9:30〜11:00

  • 「気中石綿濃度測定の意味と課題」 外山尚紀(東京労働安全衛生センター)
  • 「アスベスト含有建築物解体改修時に実施する大気中アスベスト濃度測定方法の検討」 飯田裕貴子(株式会社環境管理センター)、村山武彦・錦澤滋雄・長岡篤(東京工業大学)、豊口敏之(株式会社環境管理センター)
  • 「気中濃度測定のための電子顕微鏡の普及状況と精度管理」 小沢絢子(株式会社EFAラボラトリーズ)
  • 「災害時におけるアスベスト現地迅速判別法について」 齊藤進(北海道アスベスト対策研究会)、川嵜幹生(埼玉県環境科学国際センター)、高橋徹(北海道アスベスト対策研究会)、寺園淳・遠藤和人・山本貴士(国立環境研究所)
  • 「地域のアスベスト調査-スレート材を中心に」 伊藤泰司(大阪アスベスト対策センター)
  • 「JIS A 1481-3及びJIS A 1481-4の比較」 藤井紳伍、佐々木信廣、奥川 保、飯田哲哉(環境リサーチ株式会社)

2.医学・医療1(名取雄司) 11:10~12:10

  • 「ドイツにおけるIARC2疾患(卵巣がん、喉頭がん)の認定基準」 名取雄司(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)、村山武彦(東京工業大学)
  • 「モンゴルへの日本からの医療支援-石綿対策を含めて」 井内康輝(NPO法人総合遠隔医療支援機構)
  • 「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の声」 平田忠男(中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会会長、尼崎支部)、江口奈保子(中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会関東支部)

 午後の部

3.医学・医療2(名取雄司) 13:10~14:10

  • 「尼崎の疫学研究」 祖父江友孝(大阪大学)

4.除去工事監視、完了検査最前線(金子岳史) 14:20~16:20

  • 「煙突における完了検査の提案」 木村実牙男 (一般社団法人 環境浄化技術協会)
  • 「完了検査(取り残し問題)」 冨田知靖(アスカ技研株式会社)
  • 「アスベスト除去工事における第三者監視の最前線」 三木俊和(株式会社アースアプレイザルGF)、内山慎也・志垣龍三(株式会社EFAラボラトリーズ)
  • 「ドイツのアスベスト漏洩をさせない工夫」 加藤千春(deconta GmbH)
  • 「韓国における学校アスベスト対策」 井部正之(ジャーナリスト)

5.国内における法改正関係の動向(寺園淳) 16:30~17:30

  • 「建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等検討会の中間とりまとめについて」 高村亜紀子(厚生労働省労働基準局安全衛生部化学物質対策課)
  • 「中央環境審議会大気・騒音振動部会石綿飛散防止小委員会での石綿飛散防止の在り方の検討について」 秋山幸俊(環境省水・大気環境局大気環境課)

6.ポスターセッション 17:35~18:05

  • 「悪性胸膜中皮腫に対する胸膜外肺全摘術を含む集学的治療の成績は著明に改善している!―2010年以前と2011年以後の比較―」 岡部和倫、井野川英利、林雅太郎、沖田理貴、川本常喬、田口耕太郎、青江啓介(山口宇部医療センター)
  • 「アスベスト分析の精度を目指す日環協の取り組み」 赤木利晴、松村徹((一社)日本環境測定分析協会)
  • 「ハンドヘルド近赤外分光光度計を用いたクリソタイルの迅速判定」 赤塚陽子(株式会社システムズエンジニアリング)
  • 「石綿運搬に使用した麻袋再生事業による被害」 熊取絹代・古川和子(アスベスト疾患・患者と家族の会 堺対策チーム)
  • 「漏らさない工夫」 加藤千春(deconta GmbH.)
  • 「石綿含有塗膜の除去に適した剥離剤の開発」 赤野昌史、内海秀明(三彩化工株式会社)
  • 「アスベスト含有建築物解体改修作業における労働衛生管理の課題」 奥村謙介、岩澤寿男、石黒友祥、海野一治、飯田裕貴子、豊口敏之 (株式会社環境管理センター)

 懇親会


2月2日(日)
午前の部

7.廃棄物・土壌・災害(寺園淳) 9:30~10:30

  • 「アスベストをめぐる土壌汚染訴訟の現状」 井部正之(ジャーナリスト)
  • 「台風被害に伴う仮置場におけるアスベスト含有建材の管理と課題」 寺園淳(国立環境研究所)
  • 「新偏光観察法による石綿含有スクリーニングで広げる廃棄物の適正処理管理」 榊原洋子(愛知教育大学)

8.国際的な石綿対策、特に除去工事監視、完了検査(亀元宏宣) 10:40~12:10

  • 「アメリカ・イギリスにおける除去工事の監視と日本の現状」 亀元宏宣(株式会社EFAラボラトリーズ)
  • 「アスベスト除去工事監視を成功させる方法 と 必要とされる理由」 マイケル・C・シャープ(米国Forensic Analytics社)
  • 「どのようにアスベスト除去工事監視を成功させるか?」 ステファン・ペッパー(英国RPS社)

 午後の部

9.旧石綿工場周辺の地域住民の健康管理体制のあり方(阪本将英) 13:10~14:40

  • 「石綿工場の周辺住民の健康被害」 熊谷信二(元・産業医科大学)
  • 「石綿の環境曝露に対する国・事業者の責任と健康診断等の義務」 下山憲治(一橋大学)
  • 「石綿検診における低線量CT検査の有用性-医学的事実と安心の観点から」 名取雄司(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
  • 「低線量CT検査のリスクとベネフィットの考え方」 村山武彦(東京工業大学)

10.法律、訴訟、歴史(南慎二郎) 14:50~16:10

  • 「アスベスト災害の歴史研究の意義と課題-データベース化と語り継ぎの取組を踏まえて-」 南慎二郎(立命館大学)
  • 「建築基準法に存続する課題」 北見宏介(名城大学)
  • 「アスベスト被害救済訴訟の動向と課題-建設アスベスト訴訟を中心に」 吉村良一(立命館大学)

11.地域の取り組み・リスクコミュニケーション、法律(榊原洋子) 16:20~17:20

  • 「「西宮 旧夙川短大校舎解体におけるアスベスト飛散事件」の裁判結果とその意義-住民の立場から」 上田進久(「ストップ・ザ・アスベスト西宮」)
  • 「「西宮旧夙川短大校舎解体におけるアスベスト飛散事件」の裁判結果とその意義~弁護士の立場から」 室谷悠子(西宮こしき岩アスベスト裁判弁護団)
  • 「石綿労災顕在化から38年、労災は3桁、公害もかかえての団交」 村上博子(全労協全国一般東京労働組合日本エタニットパイプ分会)

会場

東京工業大学大岡山キャンパス 西地区9号館2階ディジタル多目的ホール
東急目黒線・大井町線 大岡山駅 徒歩1分

 キャンパスマップ

参加費用

参加費:4,000円(年会費1,000円を含みます。)
懇親会費:3,000円(予定)

参加申し込み(2020年1月27日(月)締切)

 次のいずれかの方法で、お申し込みください。

  1. ウェブサイトからの申し込み
    第7回研究会専用の申し込み受付サイトから、必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。
  2. 下記のリンクから申し込み用紙をダウンロードしていただき、必要事項のご記入いただいた後、事務局までファックスでお送りください。
    第8回研究会申し込み用紙
    ※ウェブサイトからお申し込みいただいた方は、ファックスをお送りいただく必要はありません。