2015年1月31日(土)~2月1日(日)
東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館ディジタル多目的ホール
プログラム(2015.1.18現在。タイトルは仮題を含みます。開催時間は変更される可能性があります。)
2015年1月31日(土)
1.調査セッション:建築物石綿含有建材調査者のこれから(9:45~10:50)
- 建築物石綿含有建材調査者制度について 野原邦治(国土交通省住宅局)
- 建築物石綿含有建材調査者の価値を最大化する 脇坂章博(㈱建通新聞社)
- 具体的な調査者の地域での活用について 齋藤進(㈱環境科学開発研究所)
- 建築物石綿含有建材調査者講習の概要 緒方健太((一財)日本環境衛生センター)
2.分析:アスベスト分析の問題と精度向上(10:55~12:15)
- JIS A 1481建材分析法の運用上の諸問題 亀元宏宣(㈱EFAラボラトリーズ)
- アスベスト分析の精度向上を目指す(一社)日本環境測定分析協会の取組み 橋場常雄、田中正廣((一社)日本環境測定分析協会)
- アスベスト定量法(ISO22262-2)におけるポイントカウント法の意味及び実験的検討 藤原靖将(㈱東海テクノ)
- 石綿建材分析の問題点と改善提案 小出信幸(㈱東京環境測定センター)
- 2014 Johnson Conference 参加報告 加藤吉紀(内藤環境管理㈱)
3.管理・除去(13:15~14:25)
- 事故現場検証:飛散事故はどのようにして起こったのか 井部正之(ジャーナリスト)
- 除去現場実態報告:飛散防止マニュアルで十分か 冨田知靖(アスカ技研(株))
- 煙突用石綿断熱材の除去に関する問題点と対処について 藤林秀樹(㈱藤林商会)、木村実牙男(㈱アイ・エヌ・ジー)
- 石綿工事の適正化について 姫野賢一郎(㈱As-C)
4.自治体におけるアスベスト条例(14:25~15:35)
- 石綿飛散防止対策の今後の課題 西田隆重(NPO法人神奈川労災職業病センター)
- 埼玉県おける大気汚染防止法に基づく石綿飛散防止の取組 立花知子(埼玉県環境部)
- 東京都港区の大防法改正後の解体現場監視体制、飛散防止対策の現状等 長谷川修(港区環境リサイクル支援部)
- 望まれる自治体条例 永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
5.医学関連( 15:45~17:10)
- 石綿関連疾患ヘルシンキ・クライテリア2014 井内康輝(NPO法人総合遠隔医療支援機構)
- 石綿肺がんの診断と治療 藤本伸一(岡山労災病院)
- 建物の吹付け石綿による中皮腫事例~建物所有者・占有者の法的責任~ 位田浩(アスベスト訴訟関西弁護団)
- レベル3石綿含有建材工事の周囲で生じた中皮腫の1例 名取雄司(ひらの亀戸ひまわり診療所・呼吸器内科)、ご遺族
- 中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会10周年 古川和子(中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会)
ポスターセッション( 17:30~18:00)
- 胸膜外肺全摘術で切除された悪性胸膜中皮腫患者の肺に含まれるアスベスト小体数の検討 岡部和倫、田尾裕之、田中俊樹、林達朗、吉山康一、古川公之、吉田久美子(国立病院機構 山口宇部医療センター)
- 石綿除去工事現場におけるD-POL方式繊維状粒子リアルタイムモニターの有効性について 横山能周(アエモテック㈱)
- アスベスト含有検査のための繊維形状自動認識技術の開発 飯島俊匡、髙橋裕之(北海道立総合研究機構)、齊藤進(㈱環境科学開発研究所)
- 石綿含有物の迅速判定方法に関する検討 山本貴士(国立環境研究所)、豊口敏之(環境管理センター)、貴田晶子(愛媛大学)
- 石綿含有成形板の湿潤化方法による石綿飛散量の違い 平井康宏(京都大学)
- 被災地自治体アスベスト対策アンケート 永倉冬史、外山尚紀、斎藤宏(東京労働安全衛生センター・東日本大震災被災地アスベスト対策プロジェクト)
- 石綿作業特別教育受講者アンケートin 石巻 永倉冬史、外山尚紀、斎藤宏(東京労働安全衛生センター・東日本大震災被災地アスベスト対策プロジェクト)
- 被災地住民アスベスト意識調査 斎藤紀代美・斎藤宏(東京労働安全衛生センター・東日本大震災被災地アスベスト対策プロジェクト)
18:00~ 懇親会
2015年2月1日(日)
6.震災・廃棄物(9:00~10:00)
- 激甚災害で発生する廃棄物中の石綿含有物の発生量推計 平井康宏(京都大学)
- 建設業からみた石綿含有廃棄物処理の課題 内田季延(飛島建設㈱)
- 石綿含有がれきを含む土壌からの石綿繊維の飛散量推定 山本貴士(国立環境研究所)、貴田晶子(愛媛大学)
- 阪神大震災から20年、解体作業に伴うアスベスト飛散の教訓 中地重晴(熊本学園大学)
- 住民アンケート調査による阪神・淡路大震災被災地のアスベスト飛散実態 南慎二郎(立命館大学)
特別セッション(10:05~12:30)
アスベストに関する医学と鉱物学のリンク
(名古屋大学 榎並正樹、名古屋市衛生研究所 酒井潔、愛知学泉大学 久永直見、元兵庫県健康環境科学研究センター 小坂浩、中皮腫・じん肺・アスベストセンター 名取雄司)
ポスターセッション(12:30~13:30)
7.歴史(13:30~14:25)
- 泉南最高裁判決 判決内容と成果、今後の課題 村松昭夫(大阪・泉南アスベスト国賠訴訟弁護団)
- 泉南アスベスト訴訟最高裁判決について 礒野弥生(東京経済大学)
8.政策(14:30~15:40)
- アスベスト災害の予防を巡る政策研究 -過去の事例検証から 南慎二郎(立命館大学)
- エタニットをめぐる国際的な動き 牛島聡美(オリーブの樹法律事務所)
- オーストラリア アスベスト対策庁 海外の先進的政策事例 村山武彦(東京工業大学)
会場
東京工業大学大岡山キャンパス 西地区9号館2階ディジタル多目的ホール
東急目黒線・大井町線 大岡山駅 徒歩1分
参加費用
参加費:4,000円(年会費1,000円を含みます。)
懇親会費:3,000円(予定)
参加申し込み
次のいずれかの方法で、お申し込みください。
1)ウェブサイトからの申し込み
第3回研究会専用の申し込み受付サイトから、必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。
2)下記のリンクから申し込み用紙をダウンロードしていただき、必要事項のご記入いただいた後、事務局まで
ファックスでお送りください。
※ウェブサイトからお申し込みいただいた方は、ファックスをお送りいただく必要はありません。